世界一流エンジニアの思考法の感想 を読んだ時のまとめ
非常に参考になったことが何点かあったので紹介する
日本とインターナショナルチームの文化の違い
- 日本では残業して偉いと褒め合うがインターナショナルチームでは「今日くらいパブに行こうよ」となる
- マネージャーは進捗管理や課題管理をして、開発者の指揮をするイメージ
- 一方インターナショナルチームでは開発者のメンタル面を重視する
Pull Requestの扱いやレビューのハードルの低さ
2時間かけて書いたテストが通ったコードのPRを作成した後にいくつもコメントがついてその対応を行なって1週間ほどその対応に追われる。 中には自分の書いたコードの方が効率良くね?となる指摘もありほとんど趣味や好みの問題なコメントもあった。
一方同僚のメンバーのPRについてはコメントも少なくapproveされるまでの時間も短い → 「読まれること」を意識していた
- レビューする側
- 「何をしているコード」かわからなくても気軽に質問してもよい
- レビューされる側
- 「読まれること」を意識する
納期についての考え方
基本的に納期は存在しない。マイクロソフト最大のイベント「Build」のキーノートで発表される予定のプロダクトのみ 「不確実性を受け入れる」ことがそのまま反映されている 当初2週間で終わるを思われたタスクが技術的な問題で2カ月かかった場合もある
「急いでいい加減なものをリリースするより、自分が自信を持てるものをリリースしよう」
自己組織型チームを作る
自己組織型チームとは
主にチームメンバーに裁量を与えることによって主体的に行動し機能させる仕組みを持ったチーム チームメンバーに判断する権利が与えられ、リードタイムが少ないなどの利点がある ミドル層は厳密な進捗管理や課題管理をする業務が軽減されその分ビジョンや戦略や改善など本質的な部分に注力することができる
整理術
「身の回りの整理」→「情報の整理」→「頭の中の整理」
必要なものをいかに簡単に取り出せるか
自分がどこに情報を置いたか覚えておく癖をつける
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